「ワンドの6番」について
カードの説明
- ワンドの6番
- 小アルカナ
- 「称賛」「優越感」「注目の的」など
ワンドの6番が描いているものは、何かを成し遂げた人物が周囲から褒めたたえられている場面です。
正位置の場合、この光景を褒められている本人もまた納得し、誇り高く思っているという意味になります。
つまり、このカードが正位置で出た場合、あなたの運勢もまた明るいものであると言えます。狙い通りの結果を得たり、戦いに勝ったりして、満足感を得られるでしょう。
しかし、逆位置になった場合、周囲からの称賛とは裏腹に、あなた自身は納得がいかないという状況を意味します。
もっと高みを目指せたはずだった、実力はこんなものじゃなかった、など、思う存分に力を出し切れなかった結果、不完全燃焼になってしまうのがこの逆位置の意味です。
プライドの高さや劣等感などを意味することもあるので、トラブルなどがあった際にこのカードが逆位置で出た際は、自分自身の言動について振り返ってみるのもいいかもしれません。
あなたに贈るワンオラクル
このページにアクセスした今のあなたに贈るワンオラクルです。
たった一枚のカードに込められた意味から読み解けるメッセージが、ここしばらくのあなたにとっての幸運を引き寄せるアドバイスになれば幸いです。
1.メッセージ
- ソードの9番 正位置
ソードの9番は、負の感情に囚われている様子を描いています。
あの時ああしていれば、と後悔するのは誰だってあることでしょう。このカードもまさにそんな状況を示しているのです。
もしかしたら、あなたも過去に逃したチャンスなどを思い出し、どうしようもなく後悔してしまう事があるかもしれません。
ですが、このカードがお伝えするメッセージは、「今この瞬間にあなたの傍にある幸せを実感して」というものもあります。
幸せは目に見えないと言いますが、よくよく考えてみれば自分は恵まれていたと気づく時もあるものです。
生活には困っていない……或いは助けてくれる人に恵まれているはずなのに、何か満たされないという気持ちになってしまった場合、そんな当たり前の幸せを意識してみるといいかもしれません。
また、このカードには「後悔するくらいなら行動せよ」という意味や、「あと少しの辛抱」という意味もあります。
特に、今現在、落ち込んでいてどうしようもない人は「明けない夜はない」と唱えてみてください。希望を捨てず、時が過ぎればいきなり好転することもあるはずですよ。
今よりもっと成功したいAさんの運勢
お悩み相談
「もっと他人の心を掴み、成功につなげるにはどうしたらいいのでしょうか。アドバイスが知りたいです」
1.過去
- ソードの8番 逆位置
ソードの8番は、苦しい状況にいる場面が描かれています。
逆位置の場合、激しくもがく様子がうかがえます。
苦しい状況の中で、自分に非があるのではなく、周囲に問題があるのだと本心で思っているため、とにかく感情が暴走しがちだったようです。
2.現在
- コインの8番 正位置
コインの8番は目標に向かって努力を重ねている場面が描かれています。
正位置であることから、今のAさんは新しい目標に向かって自分磨きをきちんと出来ている状況にあるのでしょう。
今はとにかく技術磨きに適した期間と言えます。
3.未来
- ソードのクイーン 逆位置
ソードのクイーンは鋭い知性の持ち主です。
このカードが逆位置で登場した際は、その鋭い知性を自分自身を守るためだけに使っている状況を意味します。
現在、目標に向かってコツコツと頑張っているAさんですが、間もなくその努力の結果が出るときがくるでしょう。
その際に、Aさんの中のソードのクイーンが暴走し、周囲を傷つける言動をとる危険性があるようです。
4.アドバイス
- 3番 女帝 正位置
大アルカナの女帝は、母性や愛、豊かさと言った温かみのあるものの象徴です。
3の結果とアドバイスで登場したこのカードの正位置を比較してみれば、Aさんの受け取るべきアドバイスも見えてくるはずです。
女帝のように大らかで、周囲に愛を振り撒けるような人物であること。そのことを意識すれば、自他共に傷つけてしまうような人物にならずに済みます。
Aさんの目標を考えますと、他人からの好感度は重要です。ぜひとも参考になさってください。
5.周囲の状況
- 9番 隠者 正位置
大アルカナの隠者は研究や内省を意味しています。
正位置であることから、現在のAさんは一人で没頭して何かに取り組むことが出来る環境にいるのでしょう。
練習や修行はひとりで集中してやれるかどうかにかかっている時もあります。この環境を生かして、努力を重ねてみましょう。
6.障害となっていること
- カップのA 正位置
小アルカナのカップは、愛や希望を意味しています。
エースはその純粋な部分を示しているのですが、今回のAさんの運勢ではそれが障害となっていると出てきました。
愛や希望が障害となる時はどんな時でしょうか。それは、Aさんの思いが純粋であるがために、夢中になりすぎてしまったり、素直すぎる言動が周囲とのすれ違いを生んでしまったりする時かもしれません。
時には我に返り、肩の力を抜いて違うことを考える時間も必要かも。
7.最終予想
- カップの6番 正位置
カップの6番が示すものは、過去の出来事などです。
逆位置の場合は、もう過ぎてしまった頃の嫌な思い出や記憶などを意味しますが、正位置の場合はノスタルジックな気持ちに浸り、どことなく心が癒されるという意味になります。
今回は正位置ですので、Aさんは最終的に過去の良い出来事を思い出すような状況に至り、心が満たされることになるようです。
今日の運勢
こちらは、とある方の今日の運勢を占った結果になります。
起床したばかりであったり、これから一日の活動を始める頃に、こちらの記事を見た方は、きっとこれも何かの縁でしょう。
参考程度に覚えておくと、何かいいことがあるかもしれませんよ。
1.今日の運勢
- ソードの10番 正位置
ソードの10番は、良くも悪くも現状を思い知らされた状態を表しています。
正位置の場合は、それをしっかりと受け止めた上でさらに先へと進むことが出来るという意味になります。
今日のあなたもまさに悟りの境地にいる状況となるでしょう。そこにはほろ苦さもあるかもしれませんが、良い意味で生まれ変わることができる運勢にあります。
2.アドバイス
- ワンドの10番 正位置
ワンドの10番は責任の重たい立場などを表しています。さまざまな挑戦や成功を重ねた結果、抱えるものも多くなっていくという意味です。
しかし、二本の腕で抱えられる棒の数には限りもあります。
アドバイスでこのカードの正位置が出たということは、個人で出来ることには限りがあることを頭に入れ、周囲との協力関係を築くことが大事だという事です。
頼まれるままに引き受けない・協力者や相談相手を探すなど工夫して、此処の負担を減らしていくのが大事な一日になりそうです。
あなたの前の分かれ道
右と左、どっちがいいかな…?
こちらは、日常生活でたまに生じる二者択一のお悩みを解決させるためのお手伝いコーナーになります。
この先を読み進める前に、いまあなたを悩ませている二択をそれぞれ右の道、左の道に振り分けておいてくださいね。
用意が出来たら進んでください。
1.現在地点
- カップの7番
カップの7番のカードに描かれているものは、人が頭に思い描く夢です。
雲の上の七つのカップに入っているのは、それぞれその人が求めるもの。しかし、正位置の場合は、そのカップに入ったものがいつまで経っても落ちてきません。
いまのあなたの状況もまた、あれこれと夢を見ている状態。
その時間もモチベーションの回復には必要なことですが、気持ちを切り替えて実際に動き出すことも大事なことです。
2.右の道
- 3番 女帝 正位置
- カップの4番 正位置
右の道を選んだあなたを待っているのは、大アルカナの女帝のカードです。
正位置の女帝は愛に満たされている状況を意味します。お悩みの内容が恋愛がらみでない場合は、そのくらい満足する状況に恵まれるのかもしれません。
ただし、さらに時が進むと女帝のカードはカップの4番に変わります。カップの4番の正位置は、倦怠感を意味します。
どんなに愛し合っても、満足していても、いつかは訪れるとされる倦怠期。恵まれていることを忘れて、不満ばかりたまってしまう。そんな未来が待っているようです。
3.左の道
- ワンドのナイト 逆位置
- ワンドのクイーン 正位置
左の道を進んだあなたを待っているのは、逆さまになったワンドのナイトです。
勢いよく飛び跳ねる馬を御すワンドのナイトは、跳躍を意味しています。新たな目標に向かって飛躍するという意味になるでしょう。
けれど、逆位置の場合、飛び跳ねた勢いで地面にぶつかってしまいます。何かのトラブルやケンカに巻き込まれてしまったり、変化する状況にうまく対応できないなどの意味がそこにあります。
しかし、喉元すぎれば逆さまのワンドのナイトはワンドのクイーンへと変化します。
正位置のワンドのクイーンは魅力を意味します。そのチャーミングさは周囲の注目の的となり、高まった魅力により人望が集まるでしょう。
4.アドバイス
- 0番 愚者 逆位置
愚者は自由を意味するカードです。物語が始まるとき、もしくは始まる直前の未知の可能性を意味しています。
しかし、アドバイスとして引いたカードが逆位置になっているということは、この自由さが今のあなたの運勢に悪影響を与えてしまうのかもしれません。
行動には責任をもって、しっかりとやりとげて、しばらくはそういった誠意を大事にしてみましょう。