「ワンドの7番」について
カードの説明
- ワンドの7番
- 小アルカナ
- 「孤軍奮闘」「勝負に挑む」「戦いの位置取り」など
ワンドの7番は大勢を相手に孤軍奮闘する人物の姿が描かれています。
正位置の場合、その人物は有利な立場で戦っており、戦いの主導権を握ることが出来ています。有利な状況で物事が進むので、あまり心配はいりません。
しかし、逆位置の場合、その人物は不利な立場で戦いに巻き込まれ、苦戦を強いられている状況となります。不利な状況で物事が進むため、不安に苛まれるでしょう。
これから何かに挑戦する際にこのカードが出てきた際は、向きに注意してみてください。逆位置だった場合は、覚悟をしておいた方がいいかもしれませんよ。
あなたに贈るワンオラクル
このページにアクセスした今のあなたに贈るワンオラクルです。
たった一枚のカードに込められた意味から読み解けるメッセージが、ここしばらくのあなたにとっての幸運を引き寄せるアドバイスになれば幸いです。
1.メッセージ
- ワンドの6番 正位置
ワンドの6番は周囲からの高い評価を誇りに思う人物が描かれています。
自信をもって取り組んだことに対し、周囲からも望み通りの形で称賛を受け、鼻高々な気持ちに浸ることが出来るという理想的な状況です。
そこから読み取れるメッセージは、「自信をもって取り組んでみて」というものです。
ここしばらくのあなたは、ひょっとしたら良い知らせが舞い込んでくるかもしれません。その際に大事なことは、自分に自信を持つことです。
人間関係に疲れているAさんの運勢
お悩みの内容
「楽しみにしている活動があるのですが、最近そこでの人間関係に疲れがちです。どうしたらいいのでしょうか」
1.過去
- ワンドの8番 逆位置
ワンドの8番は急展開を意味します。物事が目まぐるしく移り変わり、とんとん拍子にいいことが起きるなどの意味もあります。
しかし、それが逆位置になってしまうと、今まで動き出していた物事が止まってしまうという意味になります。閉塞感で息苦しさを感じてしまったり、なんとなく居心地が悪かったりするので、Aさんの感じている疲れもここに起因しているのかもしれません。
2.現在
- カップの6番 正位置
カップの6番は思い出を意味します。正位置であることから、過去の良い思い出や懐かしさなどを感じ、心が癒されることを表しているようです。
少し前までの閉塞感も薄まり、現在のAさんもまたホッと一息つける瞬間も多くなってきたのではないでしょうか。
もしくは、その活動を楽しんでいた当初の気持ちを取り戻しつつあるのかもしれませんね。
3.未来
- コインのナイト 逆位置
コインのナイトで占えることは、現在の活動がどのような結果に終わるのかという具体的な運勢です。正位置の場合、忍耐と精神力によって最後までやり遂げるという意味になりますが、今回は逆位置でした。
逆位置の意味は、守りの姿勢をとりすぎて現状が何も変わらないという意味となります。これまでのことが惰性で続いたりするなど、どこかマンネリとした雰囲気がAさんの周囲に漂うかもしれません。
4.アドバイス
- 14番 節制 逆位置
大アルカナの節制は、人と人とのコミュニケーションで生じる刺激や化学反応を意味しています。
人は一人では成長することができません。周囲の人であったり、過去の偉人の遺した言葉であったりと、誰かとの関わりのなかで、これまでの自分とは違う何かになれるものです。
しかし、そうなるには自分の殻にこもってばかりではいけません。他人を理解する姿勢や、頭ごなしに否定しない柔軟さも時には必要です。
今のAさんもまた、他人との関わりをもっとポジティブに意識することで、運勢がよい方向に開けるかもしれません。
5.周囲の気持ち
- コインの4番 逆位置
コインの4番に描かれているのは自分の財産を守ろうと必死な守銭奴です。
正位置であれば、その守りの姿勢は堅実であるともいえますが、今回は逆位置でした。
どうやらAさんを取り巻く周囲では、「自分さえよければ…」という感情が入り乱れ、足の引っ張り合いなどが起こりがちのようです。
そうした空気をAさんもまた感じているからこそ、お悩みにあるような気まずさを感じてしまうのかもしれません。
6.Aさんの気持ち
- カップのナイト 逆位置
カップのナイトは、何らかの目標にもう間もなく到達する騎士が描かれています。
正位置の場合はその事実を素直に受け止め、誇り高く喜ぶことができているのですが、今回は逆位置でした。
どうやら現在のAさんは、望んでいたはずの状況にいるにもかかわらず、疑心暗鬼になってしまい、周囲をいまいち信用できずにいるようです。このこともまた、Aさんを思い悩ませる原因となっているのでしょう。
7.最終予想
- ソードの7番 逆位置
ソードの7番は裏切り行為を意味するカードです。
正位置の場合は、自分自身が誰かに対して裏切り行為に手を染め、危険な橋を渡っている状況を示唆していますが、今回は逆位置でした。
逆位置は他人の裏切り行為に対する警戒や、危険回避を意味します。
最終的にAさんのお悩みも解決し、大きなトラブルに巻き込まれることなく、安全な状況が訪れたり、胸のつかえがとれてスッキリした気持ちになれるようです。
今日の運勢
こちらは、とある方の今日の運勢を占った結果になります。
朝や起床後などにこの記事に初めてアクセスする方は、これも何かの縁かもしれません。
また、夜や就寝前にアクセスした方は、明日の心得として参考程度に覚えておくと、何かいいことがあるかもしれませんよ。
1.今日の運勢
- カップの6番 逆位置
カップの6番は過去の思い出を意味するカードです。
正位置ですとノスタルジックな気分に浸ることができて、いい意味としてとらえられるこのカードですが、逆位置の場合は過去の嫌な思い出に囚われてしまったり、過去の良い思い出にばかり縋り付いてしまったりして、落ち込んでしまうようです。
今日のあなたも様々な意味で過去の思い出が足を引っ張るため、いつもの力を発揮できない可能性もあります。
2.アドバイス
- ワンドの7番 逆位置
ワンドの7番は孤軍奮闘という意味があるカードです。
正位置の場合は自分は有利な立場にいますが、逆位置の場合は不利な立場で苦戦を強いられている状態になります。
アドバイスでこの逆位置が出たということは、今のあなたに吹いているのは向かい風。望んでいない横やりや、妨害などが生じる可能性があるので覚悟が必要なようです。
また、余計な争いに首を突っ込まないことも策の一つです。発言する前に冷静になる時間を作りましょう。
あなたの前の分かれ道
右と左、どっちがいいかな…?
こちらは、日常生活でたまに生じる二者択一のお悩みを解決させるためのお手伝いコーナーになります。
この先を読み進める前に、いまあなたを悩ませている二択をそれぞれ右の道、左の道に振り分けておいてくださいね。
用意が出来たら進んでください。
1.現在地点
- ソードのA 正位置
ソードは知性と言葉の象徴です。その始まりであるエースのカードは純粋な意味が込められています。
切り開く・開拓する、剣で切るように道を作っていくのがこのカードで、正位置であることからも正しいルートを築く力が備わっているようです。
今のあなたなら、普段は億劫なこともやり遂げる力があるでしょう。
2.右の道
- カップの5番 逆位置
- コインの8番 逆位置
右の道を選んだあなた。最初に待ち受けているのは、カップの5番の逆位置です。
カップの5番を理解するのに相応しい諺は「覆水盆に返らず」となりますが、逆位置の場合はまさに、こぼれたものはしょうがないと諦め、前に向かうことができる運勢を示しています。
しかし、そのあとに待ち受けているのは、コインの8番の逆位置です。
このカードが意味するのは、目標に向かってコツコツと修行を重ねることですが、逆位置になってしまうとそのための集中力が落ちてしまうという意味となります。
どうやらこちらの道は思い通りの着地点におさまらないようです。
3.左の道
- 0番 愚者 正位置
- 20番 審判 正位置
左の道を選んだあなたが最初に出会うのは、大アルカナの愚者のカードです。
愚者は自由の象徴。正位置であるということは、愚者の持つ自由さがあなたにとってプラスに働くようです。新しいことをしようというソードのエースのパワーを存分に発揮できるといえましょう。
そのあとに待ち受けているのは、大アルカナの審判のカードです。
審判が意味するのは復活や再生です。正位置であることから、過去の盛り上がりが再び訪れるという運勢を示しているようです。
こちらの道はどちらも大アルカナ・正位置であることから、より濃い運勢が待ち受けているといえます。
4.アドバイス
- カップのクイーン 逆位置
カップのクイーンは愛情深い女性です。無条件の愛で相手を包む正統派ヒロインのようなイメージを想像したらわかりやすいと思います。
それが正位置の場合は愛と共感がプラスに働きますが、時と場合、そして程度によっては妄信やなれ合いなどマイナスに働く場合もあります。
今回はアドバイスとして逆位置が出てきたことから、なれ合い・妄信に気を付けることを警告しているのかもしれません。