皆と打ち解けたいAさんの運勢
お悩みの内容
「現在参加することの多い界隈でもう少し周囲の人と打ち解けたいと思っています。アドバイスがありましたら教えて欲しいです」
1.過去
- 17番 星 正位置
大アルカナの星は希望を意味しています。
過去のあなたはその界隈の中で輝く星のもとにあったようです。
希望にあふれたキラキラした世界に覚えはありませんか。あなた自身だったかもしれませんし、あなたがその光に包まれていたのかもしれません。
2.現在
- 4番 皇帝 逆位置
皇帝は社会性を意味するカードです。
それが逆さまになっているということは、現在あなたはいまいち安定しない状態にあるようです。
努力不足であったり、わがままになってしまっていたりして、独断的になっているのかもしれません。
信頼というものは一瞬で崩れてしまいますので、注意が必要な時期かもしれません。
3.未来
- ワンドの2番 逆位置
ワンドの2番はある地点に到達することを意味するカードです。
正位置ですと、努力の結果が出る良い意味になりますが、逆位置ということはその結果があまり良いものには思えないようです。
あるいは、失うことの怖さを知ってしまい、何をするのも怖くなってしまうかもしれません。そんな時に大事なことは、他人との付き合い方の見直しです。
傲慢さは他人の信頼を失います。気を付けましょう。
4.アドバイス
- カップの5番 正位置
カップの5番は覆水盆に返らずということわざがピッタリなカードです。
アドバイスとして正位置で出てきましたので、そこから読み取れるメッセージは、「カップの中にもう水はない」ということを認めるということでしょう。
現状を冷静に判断し、そこから新しく水をくむのか、諦めるのか、自分で決めることが重要です。
5.周囲の状況
- 14番 節制 逆位置
節制は人と人との交わりで生じる化学反応を意味します。
それが逆位置になっているということは、他者との交わりがうまくいっていないということを意味しています。
孤立しているのか、そもそもなれ合うような場所ではないのか、ともあれ、Aさんの周囲はコミュニケーション不足が起こりがちのようです。
6.障害となっていること
- ソードのエース 正位置
ソードは知性をつかさどるスートです。
そのエースはもっとも純粋な力を宿しています。
しかし、知性というものは剣のように鋭く、時に人を傷つけます。正論が人の心を傷つけてしまうことがあるように、それが総合的に見て正しいとは限りません。
今のAさんは思い切りがいいようです。それに、知性にあふれているあまり、他人をぎょっとさせることもあるかもしれません。時には知的でないと思っても、言動に工夫をした方がいいかもしれません。
7.最終予想
- カップの6番 正位置
カップの6番は過去の思い出を意味するカードです。
懐かしい思い出というものは誰しも表と裏があるものですが、今回の場合は正位置ですので、ノスタルジックな気分に浸り、心が浄化されるという意味になります。
今回の場合ですと、初心にかえったり、童心にかえったりするなど、ピュアな状態に戻れるということかもしれません。
つまり、色々ありますが巡り巡って1の結果のような希望の星があなたのもとに戻ってくるということなのでしょう。